情報
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タイトル: TeamGeek
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Amazonのurl: https://amzn.asia/d/4aKU9Ew
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読書開始日: 2024/04/06
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読書終了日: 2024/04/21
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通読回数: 1
MEMO
チームで働く人は 特に 読んだほうがいい一冊。
ソフトスキルである、「HRTの原則(ハートの原則)」を中心に書かれた本だ。
「HRTの原則(ハートの原則)」とは
HRTは次の3つの原則の頭文字をとったもの。
(p15)
- 謙虚 (Humility)
- 世界の中心は君ではない。君は全知全能ではないし、絶対に正しいわけでもない。常に自分を改善していこう。
- 尊敬 (Respect)
- 一緒に働く人のことを心から思いやろう。相手を一人の人間として扱い、その能力や功績を高く評価しよう。
- 信頼 (Trust)
- 自分以外の人は有能であり、正しいことを信じよう。そうすれば、仕事を任せることをできる。
Respectについて自分が思う。
「尊敬」の日本語訳が使われているが、「尊重」と「敬意」も含まれていると思う。 だから、自分よりパフォーマンスがはるかに下回った人がいた場合「尊敬」はできなくても「尊重」と「敬意」は持とう。
なぜHRTの原則がいるのか
「あらゆる人間関係の衝突は、謙虚・尊敬・信頼の欠如による」から。HRTの精神がないと無駄な摩擦が生じて全体のパフォーマンスが低下する(離職者がでたりやる気をうしなったり)。
哲学者のショーペンハウアーは、幸福な状態に「朗らかさ」は必須条件としている。HRTの精神は日々のチーム開発を幸せにしてくれる必須スキルだ。
相手が「HRTの原則」に反する行動を取ってきた場合
- 「ハンロンの剃刀」への意識
- どちらかが「認知バイアス」に陥っていないかの分析
- 最後の最後はそこから去る
お気に入り度
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️