情報
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タイトル: なぜ私たちは燃え尽きてしまうのか
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読書開始日: …
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読書終了日: 2024/04/01
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通読回数: 1
感想
仕事に対して高い「期待や理想」を持っていると、現実との乖離が生じた際に情熱を失ってしまう(バーン・アウトしてしまう)ようだ。その人の核に相当するぐらい仕事に依存した状態でバーンアウトしてしまうと生きる気力が薄まり、世界が無味乾燥の白黒になってしまう。 仕事は、一種のアイデンティティではあるが、その人自身の「尊厳」でも「人格」でも「生きる目的」でもない。 だから、仕事に人生をフルベットするのでは危険だといえる。
しかし、労働が悪かというと、そういうことではないと思う。いい退屈しのぎになるし、いい労働環境下では心理的欲求が満たされ幸福感を感じたりもする。 ようは、程よい距離感でうまく付き合うのが重要だ。
バーンアウトしないためにできることを下記に列挙する。
- 仕事に対して高い「期待や理想」を持たない
- 例: 作業負荷、裁量権、報酬、コミュニティ、公正さ、価値観
- 一人の雇用主に依存しなくて済む「一人親方」になる
- 「タスクの取り掛かり方」や「瞑想」といった個人が頑張るという迷信をしんじるのではなく、職場環境や文化的理想のほうがバーンアウトに起因することを理解する。
- 期待や理想を持つことをやめ、目標を持つようにする
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